perfectar’s diary

夢のロードマップ

お金の行方

先日、父が家にいると、東京から警視庁の男性が

2人、弟を訪ねに来ました。父は、すぐに弟が何

かをしでかしたと察しました。  

 

弟はここには住んでいないことを伝え

 

父と会話をしたあと、

 

男性たちは、すぐに弟の勤め先へ向かいました。

 

何かしでかした。

 

そう思うのも無理はないほどの

 

出来事がこれまでたくさんあったからです。

 

それは

 

 

弟が高校生のとき、

 

警察に追われるようになりました。

 

そして

 

制服には血をつけて戻るようになりました。

 

 

体が大きく、とても強い弟。

 

学校の試験日には弟が学校にきていないといって

 

先生が家に尋ねに来たことがあります。

 

もう手がつけられない弟になってしまい

 

両親は疲弊していました。

 

 

弟は殴りあいをした相手に

 

通報をされるようになり、

 

警察から逃げるようになりました。

 

なぜ、人を殴るようになったのか。

 

 

当時、弟の学校の同級生には

 

体型は小太り。気が弱い。みるからに

 

いじめられそう。そういう男子がいました。

 

その子の親は経営者で、毎日お小遣いを

 

もってきていました。

 

 

それを知った同級生から毎日、お金をたかられるように

 

なりました。

 

明日ももってこいと言われ、

 

蹴られたり、からかわれたり。

 

苦しそうなその子がいた現場に弟が気がついたのです。

 

 

 

 

おまえ、その金を返してやれや

 

といってからの口論になりついに喧嘩が勃発です。

 

相手と弟が力ずくでの大喧嘩になりました。

 

 

そして泣いている男子に、お金を戻してやると

 

お前、こんなヤツらに金をやるな

 

せびられても、こんなやつらにやるな!と

 

言って、激をいれたのです。

 

 

それからです。

 

 

お金をせびる男子たちが群れをつくって

 

弟を追うようになり、

 

複数人と殴り合いの日々が続き、

 

とうとう勉強どころではなくなりました。

 

 

弟のクラス写真は殴り合いのあとのようで

 

白い制服に血がついていました。

 

 

 

話がもどります。

 

警視庁の男性は弟の勤務先にいきました。

 

 

 

そして弟にあうと、言いました。

 

 

覚えているか?

 

 

あの時、助けてくれただろ。

 

 

俺を。

 

 

お前に会いたかったんだ。

 

 

 

 

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