良きリーダーは常識を覆すことを伝えてくれます。
この教えはビジネスにおいて、痛い経験をした自分に
向けて大切でしたので記しておこうと思います。
リーダーシップについて
成功者クルーの企画のなかで、ホームレスの人を採用するという
企画があり、凄いと思はれた男性が、同じように
ホームレスの人を採用したことがあり、
その時、自分の何かを変えたいという思いがあったそうです。
彼の体験談はつずきます。
しかし、それが不明確だったというのがあって、
全くうまくいかなかったのです。
やはりリーダーシップというのは、
相手にラポール、つまり信頼関係を組んでから、導くということだと思うのですが。。。
そのラポールを組む時というのはやはり、
相手に気を合わせるという
そういうところだと思うのですが、僕のなかでは、
気を合わせることと導くのができない感じがして、
どういうふにすると良いのかがわかりません。
この質問に成功者は答えます。
2つ学ばなければいけないことがあります。
1つは、強くならないことです。強くならないこと。
宮本武蔵を読んだことがありますか?
武蔵が途中で負けた相手は何人いると思いますか?
ゼロではないのです。何回も負けています。
1番最初に負けた人は?沢庵さんです。まず沢庵さんに負けて、
自分は人間にならないといけないという事に気がつくわけです。
柳生石舟にもちゃんと負けてるんです。
門も叩く事が出来なかったんです。
釘にも負けたのです。
強いという事でやっていると、
もっと強い人が現れたら終わりです。
違いますか?
強いという事は良いと思って強くなると強さに頼り始めます。
そうするともっと強い人が出たら切られて、
幾つも人生があっても幾つ命があっても足りない事になります。
上には上があるのです。
どうしても強くなって相手を意のままにしたいという気持ちが
出てしまうのです。
これは、まずいのです。
こういう方がおられます。
どう見たって、どこにも力が入っていない、とても
か弱いおじいちゃんにしか見えない方です。
こういう人は怖いですよ。勝てないんです誰も。
その方の弟子は、大体特殊部隊の人が多いのですけれど、
誰も勝てない。
どうしてかというと強さがどこにもないから。
意のままにしようとしないのです。お前はお前でいいというのです。
難しいこと。成功を定義しない事。
自分の成功の定義を人に押し付け始めたら
向こうも気が強いからぶつかり始めるわけです。
そうすると、うまくいったり、いかなかったり、
ストレス、フラストレーションが後を絶たないのです。
ある人は言います。
私、億万長者になりたいです。
それでは、億万長者になったらいいですよ。
別の人が言います。
私はお金はいらないから、一生ビーチで遊んで
サーフィンをしていたいです。
では、いつからやり始めるのですか?
この会話はこっちの意のままにしていないのです。
わかりますか?
それでは、このことがどういうことなのか、
実演してお見せいたします。
ここでクルーとスタッフの実演が始まります。
スタッフは刀を持つようにクルーの腕を掴みます。
クルーは体が大きいので、力で勝つかもしれません。
俺は大きくて力が強いので、スタッフを引っ張りあげて
楽々いけるでしょうと、こうしてしまうと、
リーダーにならないのです。
全然うまくいかない。
もっとリーダーシップのスキルを勉強しないといけない、
もっと鍛えないと
そう思うわけです。実はそうではないのです。
スタッフのエネルギーはこういう方向に行っているのですね。
スタッフと同じ方向にむくと良いのです。
そうすると、手を持って同じ方向へ進んでいくようになり、
抵抗しようがないのです。
ですから、大きい、小さい、ご年配の方、若い人、関係ないのです。
手を捕まえられる前から、その人に合わせるのです。
触ってもいないのに、倒すのは、インチキだとみなさんは思っているけれど、ちっともインチキではないのです。
しかし、力で喧嘩をすると、お互い凄い衝撃です。
ですから、強くなろうとしないことが大切なのです。
あなたが、こっちへ行きたいのでしたら、
こっちでいいですよということなのです。
まず、あなたの価値観の裁きがあってはならないのです。
相手を裁くと、向かって来るのが悪い、
あちらの方向へいくのが悪い。
そしてとめようとすると、お互いの衝撃がぶつかります。
あちらへいきたいのでしたら、どうぞとすると、
こちらの行きたい方へ連れて行けるのです。
合わせるのが先。相手に影響されるのが先です。
相手の話を聞くのが先です。相手を受け入れるのも先です。
合気道をしている先生達は、凄いです。
相手を誘っています。
受け入れるのですよ。その攻撃を。
どうぞ攻撃をしてくださいと。
それはいかん!とやってしまうと、押し倒されるのです。
次に知らないといけないものは、
合わせられるものは
いっぱいあるっていうことなのです。
相手のエネルギーのレベルに合わせることがひとつ。
エネルギーのレベルを合わせるというラポールの作り方があります。それは道具のひとつです。
もう一度、原則を伝えます。
私たちは自分の現実をいささかたりとも
共有してくれるひと誰とでもラポールを作ります。
ひとつの動きを共有しているだけでも
ラポールができるわけです。
呼吸を合わせるだけでもラポールは作れます。
これで、人の命を救うことができます。
実際にあります。
呼吸過多を起こしている人の呼吸に合わせて、
自分の呼吸を少しずつ遅くすると、
相手の呼吸はついてきます。
そのまま救われるわけです。一旦合わせなければ、ゆっくり、ゆっくりと言っても通じないのです。
合わせるのが先。だけれども、
何を合わせるかというのは自由なのです。
方言を合わせるだけでも、ラポールはできます。
その人の好きな言葉を1個使うだけで、
ラポールは作れます。
読んでくださって
ありがとうございました。